2019年12月31日

桂正和のウイングマン

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1984年。
スケール 1/12。

なんと!
スパイラルカットとクロムレイバー、着脱式!
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それって単なる別パー…ではなく、クロムレイバーはちゃんと着脱できるように作ってあります!
スパイラルカットは両面テープだけどな!

模型情報1984年4月号に掲載。
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羽根はプラバンにスジ彫。

そしてガレージキット化。
模型情報経由で版権を取ってもらいました。
市場には写真のEGG company名義の製品と、バンダイ名義の製品が混在したはず。
原型はもちろん同じものですが。
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当時からカラーキャストだぜ、フフ。
ってなんで青じゃないのよ…

そしてアオイさん。
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アオイさんの衣装は透明部分が多く、どうしようかと散々悩んだ挙句にビニールw
例の宝飾用のクリアレジンはありましたが、量産にはもちろん使えなかったので。
そして今なら言える…透明部分より先に顔なんとかしろ!

アオイさんキット。
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取説に切り抜き型とかつけたりして。
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難関とか言っちゃってますが、普通に無理だろこれ。
作れた人いるのかなぁ。

こちらは手直ししたアオイさん。
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透明部分は諦めて造形しました。
あと顔も修正したので最初のより可愛いかな。
始めからこうしときなさいよまったく。

悪!裂!ウイングマン
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posted by 秋山徹郎 at 08:18| フィギュア

2019年12月30日

プラモデガタリ

2019年1月10日から8月27日までの8回、
阿佐ヶ谷のロフトAで廣田恵介さんと行ったトークライブ。
一旦休止という形を取っているので、いつか再開するかもしないかも。
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廣田さんとは、
2016年6月発行の
「我々は如何にして美少女のパンツをプラモの金型に彫りこんできたか」
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この本でインタビューして頂いた縁で、その後アキバ総研でも取り上げて頂きました。


2018年秋、
その廣田さんからトークイベントを手伝ってもらえないかとのお誘いを受けます。
それは面白そうだから是非やりましょう!ということで始まったのですが、
・毎回ゲスト豪華すぎ!
・廣田さん知識ありすぎ!
・内容濃すぎ!
・廣田さん喋りすぎ!
・秋山ほとんど喋れずw
イベントに来て頂いた方なら分かると思いますが、廣田さんが用意する資料とトーク内容は本当に充実しており、ゲストのお話もあるので毎回時間が足りないどころか、4時間くらいあっても良かった感じです。
イベント本編では私が話せるようなことは実際あまりなかったのですが、私の存在が廣田さんの心の支えにでもなれば良いな、と思ってやってました。
面白い経験でしたし、毎回楽しかったので。

毎回冒頭5分位は秋山コーナー
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(写真はGigazineより拝借)
初回だけ「ゆるかった時代」で、次からは「あけぼの」に変更。
約40年前の1980年代初頭、美少女フィギュアを作り始めた頃の話を当時の作例を持っていって話しました。
初回はバンダイ模型情報に掲載したダンバインとザブングルのキャラクター達。
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(写真はGigazineより拝借)

開場前
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廣田さんがなにやらセッティング中。
前売りである程度の客数は判りますが、当日券もあるので、どの程度埋まるかドキドキです。

楽屋のモニター
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開演30分前。
ほぼ満席、やったー!


■第1回「ダンバイン」
2019年1月10日
特別ゲスト
・湖川友謙(キャラクターデザイナー)
ゲスト
・五十嵐浩司(アニメーション研究家)
フィギュアがゆるかった時代
・ダンバイン、ザブングル

■第2回「この世界の片隅に」
2019年2月21日
特別ゲスト
・片渕須直(アニメーション監督)
ゲスト
・古屋智康(モデルグラフィックス編集長)
フィギュアのあけぼの
・ミンキーモモ

■第3回「平成ガメラシリーズ完結20周年」
2019年3月24日
特別ゲスト
・金子修介(映画監督)
ゲスト
・古賀学(アーティスト)
・螢雪次朗(俳優)
・栩野幸知(俳優)
フィギュアのあけぼの
・幻夢戦記レダ

■第4回「ガンヘッド」
2019年4月24日
特別ゲスト
・河森正治(メカデザイナー)
フィギュアのあけぼの
・ミンメイ

■第5回「イデオンとアオシマ」
2019年5月30日
特別ゲスト
・山根公利(メカデザイナー)
・樋口雄一(メカデザイナー)
フィギュアのあけぼの
・キッチン(現物無し)

■第6回「スター・ウォーズ/EP 1〜3」
2019年6月24日
特別ゲスト
・鷲見 博(スター・ウォーズ撮影用モデル研究家)
フィギュアのあけぼの
・加藤直之バーサーカー

■第7回「キャラクター化した自衛隊!」
2019年7月31日
ゲスト
・井上聡(フジミ模型 常務取締役)
・かざり(元自衛官タレント)
フィギュアのあけぼの
・ウイングマン

■第8回「文化・風俗としてのガールズプラモ」
2019年8月27日
ゲスト
・都築響一(編集者・写真家)
フィギュアのあけぼの
・アーマードレディー(幻のレイズナー版のキャスト)

※敬称略

posted by 秋山徹郎 at 08:32| プラモデガタリ

2019年12月29日

マクロス「愛・おぼえていますか」

リン・ミンメイ
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1984年。
スケール 1/12。

第一報は、ホビージャパンでクーデター!でした。
なんだなんだということで急いで代々木にあったHJ編集部に行ってみたのです。
普段なら編集者やモデラーで賑わっている編集部に人気が無く、ガラーンとして…
一人残った編集長(だったかな?)が「手配から撮影から全部俺がやるんだよぉ、モデラーもいなくなったから作例も俺がつくらなきゃ…」と半分ヤケ気味でぶつぶつ言っていたのを覚えています。
うわそりゃ大変ですね!と言いつつ、私は内心「発表の場が増えた!」と喜んでいたり(非道)
それからの数日間、色々なことが起きたのですが詳しく覚えてないので割愛w
我々OFFメンバーがHJとMG両誌をまたいでフィギュアを発表できたのは、月刊誌の締め切りに対応できるフィギュアモデラーの数がまだ少なかったので、両編集部に出入りを許してもらえたのかなぁと思います。

で、そんな騒動の中、モデルグラフィックス創刊号用に頼まれたのがミンメイでした。
なんと実質一週間の製作期間。
当時、作ったフィギュアは必要がなくても全て反転複製していたのですが、さすがにこれは時間がなかったので一点モノです。
複製前提でないので薄いパーツ使ったりしてますね。
あとまたビニール使ってるw
台座の文字はこすって貼るインレタ、カセットテープのラベルに文字入れたりしたやつですね。懐かしい。

そしてめでたく間に合って、創刊号に無事掲載。
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モデルグラフィックス創刊号(1984年11月号)

一点モノといえど、手は抜かないぜ!
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でもこれも朝野君に文句言われたんだよな〜。
朝「秋山さん、ミンメイだけどさ〜」
秋「ん?よくできてるでしょ!」
朝「いや、顔が似てないよ!」
秋「え〜、結構似てると思うんだけど」
朝「いや、脚とかはいいけど顔がダメ!」

う…え〜〜〜ん。。。


2020.01.23
そうだ思い出した!
当時なんとミンメイのプラモデルの原型やったんですよね。
HJでも執筆していたモデラーMN氏から依頼されて原型を納め、金型ができてテストショットを貰いました。
が、突然MN氏と連絡が取れなくなり、原型代が支払われず…。
そういうことは初めてだったので焦ってあちこちに連絡すると、どうやらかなり大掛かりに諸々を踏み倒して失踪したとのこと。
被害者の会とかできてたと思います。
うわ〜、そんな人が同じ業界にいるのかぁとがっかりしましたし、自分原型のミンメイプラモも発売されなくて二度がっかり。

そんなMN氏といえば、初めて会ったときの会話。
MN「その服、どこの?」
秋「え…」
MN「いやどこのブランドかなって」
秋「ブランド??」
MN「俺のこれ、BIGIよ。わかる?」
秋「あ、はぁ…」
ブランド何それおいしいの?状態の私。
思い返せばDCブランドが流行り始めた時期でしたね。

あと、
会議に大幅に遅れてきたMN氏。
2時間とか遅れて、もう会議終わって雑談しているときに颯爽と登場。
MN「いや〜、コレ(小指)がコレ(腹)だとか言って揉めちゃってさぁ」
一同「え…」
MN「いやいやもう大変だったんだから」
一同「…」
純粋な高校生だった私は本気で心配しましたよ…。

モデラーの遅刻言訳といえば、
徹夜作業で寝落ちして今起きたとか、
塗装が乾く前に触っちゃって塗りなおしとか、
玄関先で作例落として壊れたとか…そういうのじゃないんか〜い。
いやまぁ、元祖チャラ男ですかね。

ちなみに失踪した後の噂も随分経ってから耳に入ったのですが、ロクなもんじゃなかったです。

タグ:フィギュア
posted by 秋山徹郎 at 10:32| フィギュア