2019年12月21日

ななこみたび

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あれから20年の歳月が流れ、時は2004年。
ななこ本体が9cmくらい。

簡単なビネット形式にし、ななこSOSの世界観を作り込むことに挑戦!
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いつも通り「あああ!」ってなってる飯田橋。
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札束数えてニンマリの四谷。
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そして混沌に巻き込まれている二人の上を軽やかに走り抜けるななこ。
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ななこのカバンに付いてるタバコおばけは 3mm位、世界最小w
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WAXで原型作ってます。
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スカートもWAX。
ななこのもみあげはシリコン型から出すときに折れました。
勘合はプラ棒を利用してます。

WAX原型は独学です。
造形用WAXなんて原型作るどころか、その存在すら知らなかったのですが、
80年代後半、とある事情でマスターしなければならなくなりまして。
当時付き合いのあった方と一緒に、WAX原型やってる玩具系原型師さんのところへ行って教えを乞うんですが、これがもう皆みごとに適当なこと言って何も教えてくれない。
まぁあえてライバルを増やしたくないのは分かりますけど(…と、長いこと思っていたんですが、数年前に真相が!※1)
仕方ないので、ジュエリー原型制作の本とか買い漁って片っ端から読みました。
が、ジュエリー用だと工具はともかく、WAXそのものが硬くて扱いづらくフィギュア原型には使えない。
ただハンズの売り場には歯科用と宝飾用のWAX素材が所狭しと並んでいたので、とりあえず売っているものを全て買い集めて研究開始!
様々なWAXの様々な配合を試して、扱いやすく引けの少ない配合にたどり着くまで数か月かかったかな。
でもそれ以来、逆にそれまで使っていたポリパテは使わなくなりました。
大きいサイズの原型を作っていなかったので、ファンドやスカルピーはそもそも使ってなかったし。

おまけ新旧ななこ比較。
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※1
当時、何故誰もWAX素材について教えてくれなかったのか?
実は知らなかったのだそうです。
ある大御所がWAXの配合を握っており、自ら配合したWAXを原型師に売っていた、と。
それを買うしかなかった人たちはそりゃ聞かれても分かるわけないですよね。
三文ドラマのような馬鹿な話だ。
なので、いずれこのブログでWAX造形のノウハウを記そうと思います。
もはや需要はないかもですがw

posted by 秋山徹郎 at 12:16| フィギュア