
1999年7月〜2004年7月までプレイ(実質2003年11月まで)
プレイというより移住といった方がしっくりくる程、リアルな人生とは別の思い出ができました。
ラノベの異世界転生モノを地でいった感じといえば伝わるかな。
未だにその時のことを思い出して懐かしい想いにかられたりします。
数人〜数十人で同時に一つの目的を達成することを積み重ねていく。
それを毎日数時間から十数時間続けるわけですから、それはもう大変濃い密度の人間関係が生まれます。
もう実生活に支障をきたす人続出ですよ。
会社辞めたなんてのはよくある話。
しばらくログインしてないと思ってたら、これが原因で離婚してたとか。
24時間いつもいるので不思議に思ってたら、マンション経営で管理人室にいればよいだけとか反則だろそれw
OFF会も催されたので何度か出てみました。
面白いのはゲーム中の性別を本当の性別と変えてる奴ですね、カミングアウト気味になるので。
女キャラ⇒男は良くいますが、男キャラ⇒女(しかもOFF会来る人)は少ないので盛り上がります。
スゲー美男とスゲー美女がいたと思ったらその日から付き合いだしてログイン減ってなんだよも〜とか。
あと本人の顔がキャラクターとそっくりで大受けとか。
私が住んでいたサーバーは、
アメリカ50%、フランス20%、日本20%、他の国10%くらいの比率だったかな。
いつもの仲間が集まるまでは野良でパーティーを組んだりするので、基本英語圏の人と一緒にやることになります。
特定の敵を狙う場合、そいつが現れるまで数分から数十分の待ち時間が生じ、その間はチャットタイム。
向こうもこちらが日本人とわかると色々と聞いてきたりして、思わず話に花が咲いて待っていた敵が出たの見過ごして他のパーティーに取られて、あ〜〜〜とか。
会話といってもそこはゲーム中のことなので、スラングやゲーム内の単語などの積み重ねでほぼ意志は通じていました。
我々日本人ギルドが年越しの新年あけおめやってると、外国人がオイオイまだだろ?とか時差を肌で感じたり。
イイやつもイヤな奴も国籍問わずにいましたが、イヤな奴は噂になるのでだんだんハブられて辞めていきますね。
とにかく様々な事があるので、もう日記を書かずにはおれなくなりました。
というわけで、序盤に書き始めたRPG日記(日付は実際のもの)
が、さすがにロールプレイ日記は面倒というか、そんなことやる時間あったらログインするようになり、ほどなく普通の日記に変更。
日記とリンクと掲示板のHPも作ったんですが、それだけじゃ物足りなかったので、ひたすらローブを集めて展示したりして。
レアなローブ求めて1人で5日くらい同じダンジョンにこもったことも。
ローブはキャスター(魔法使い)である私の見た目が大きく変わるアイテムだったのでこだわってました。
性能的に良いモノはソロはもちろんパーティーでも取るのは無理なのでギルドの数十人規模のレイドでしか入手できなかったりします。でまたこのレイドというのがなかなか大変なシステムなんですが説明始めると終わらなくなるので省略w
なんだかんだで楽しく充実した日々を過ごしていました。
そして3年の月日が流れ…
日本人ギルド初となるラスボスを倒すという偉業を成しえて気が抜けたことに加え、
実生活に赤信号が灯って再開した原型仕事も忙しくなり、次第に足が遠のいていきます。
仲間も一人また一人と去っていったこともあって、引退を決意しました。
最後のスクリーンショット。

で、実はまだHPの残骸が残っていたりw
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